美術品
トレンツ・リャド
1991年に制作されたホアキン・トレンツ・リャドの「グラナダDX」です。シルクスクリーンに本人直筆のサインと手彩色があります。彼の好んだ色、紫色、青みがかった紫色が大胆に配色されています。バラの咲き誇る庭を室内から覗いているのでしょうか。花から放射線状に飛び散る絵具が、グラナダの強い光や風、バラの香りを表現し、それらを室内にまで運んでくるように感じられる爽やかな作品です。
J・トレンツ・リャド(Joaquin Torrents Llado)
17世紀スペイン絵画の黄金期を代表する巨匠ベラスケス、その再来と評され、現代スペインの画家として名高いホアキン・トレンツ・リャド。印象派のモネを彷彿とさせながらも、ベラスケスの再来と言われるように光と影を自在に操り、現代的で大胆なアレンジを加えている。王室のお抱え画家でもあり、王室の肖像画も描いている。
1946年2月11日 スペインのカタロニアに生まれる。
1961年 バルセロナのサン・ホルへ高等学校絵画科で学ぶ。
1965年 わずか19歳にして母校の助教授となり、色彩学の講義を行う。
1967年 デッサンの教授の資格取得。
1969年 学生時代の仲間と共に絵画学校を設立。
1990年11月 日本にて初来日個展。
1993年10月6日 大動脈瘤のため急逝。享年47歳。
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